鰻の業界には養殖新聞ってあるんですよ

これには、冬のシラス稚魚の情報や活鰻、加工品の相場など主に流通面での情報が多い為、

私達、生産者も参考にさせて頂く場合があります

今回は、特に今シーズンのシラス稚魚情報を私が見る順番で着目です

まずは、右下の年度別シラス池入れ量の数字 2021年 2022年 2023年とそれぞれ17t 15t 15tと年々少なくなっています 不漁であった事がうかがえます

また、その左側 池入れ件数 324件 304件 294件とこれも減少 ちょっと業界がしぼんでいる状況です

次に各県別にも載っていますし、これが冬の間は毎週FAXで取り寄せられますので、その週にどれくらい稚魚の池入れが進んだのかが、おおよそ想像できます

今年は全体的に量が少なく去年並みに池入れされた事が、わかりますね

もっと深い状況の解説については、また今度したいと思います

出典 養殖新聞