斉藤光さん(株式会社中村屋)

——4か月前に入社したばかりだそうですね。

北島さん(ページリンク)に教えてもらいながら、無我夢中でがんばっているところです! エサやりや水槽の掃除の仕方など、教わったことをその日のうちに振り返りノートに書いて、なんとか覚えようと必死な毎日です。

——以前はどんなお仕事をされていたんですか?

新富町に隣接した佐土原町(現・宮崎市)で、母と一緒にクリーニング店を営んでいました。

もともと価格競争が激しかったクリーニング業界ですが、コロナ禍に追い討ちをかけられて…。晴れ着を着る機会が減ったことで、売り上げが大幅にダウンしてしまい、店は畳むことになったんです。25年続いた店を、2代目である自分の代で潰すことになってしまったのは、悔しかったですね。

その後は食品加工工場に勤めましたが、日に当たらない工場内でこじんまりとした作業をするのは自分に合わず、3か月で辞めました。

——まったく違う業界で働いていたんですね。どんなきっかけで中村養鰻に?

実は僕、趣味でメダカの飼育や販売をしているんですよ!ざっと数千匹は育てています。

ある日、メダカを購入しにきた中村養鰻場の社長のお母さんが、僕の現状を知って「うち(中村養鰻場)なら給料高いし(?)、(働く時間が)昼までだからいいっちゃが!」と声をかけてくれたんです。それならと見学に行ったら、なぜか翌日から働くことに(笑)。

急展開で驚きましたけど、いける!という予感はあったんですよ。工場の中よりも自然の中で働ける方が嬉しいし、仕事内容は「何段階か大変なメダカの世話」だろうから、未経験の自分でも大丈夫なはずだ、と。

——実際に働き始めてみたら、どうですか?

メダカの世話と比べちゃいけませんでした(笑)。10kgあるエサのかたまりを、いくつも運ぶなど力作業の連続で、腕がずっと筋肉痛でプルプルしてましたね。入社早々、想像以上の重労働にくじけそうになりましたが、工場勤務のときよりずっと楽しく働けています。

なにより、先輩社員たちが優しい。「僕が辞めたらみんなの負担が増えてしまうから続けよう」と思えるくらい、すでにこの職場には愛着が湧いているんです。

——今後の目標はありますか?

きっと1年目は覚えることばかりで、仕事の本質がわかってくるのは3年目くらいからなんでしょうけど、早く北島さんの右腕になりたいですね!